自然エネルギーの1つである小水力発電で押さえておきたいポイントと特徴についてご紹介します。

小水力開発の特徴

小水力開発で押さえておきたいポイントと特徴

小水力発電を導入、開発する際にぜひ押さえておきたい事柄をピックアップしました。

1. 小水力に適した地域かどうかを見極める

平野が広がる市街地と山間地域では水力のポテンシャル(水量・落差)が異なり、そのポテンシャルに大きな違いがあります。確かに小水力発電は経済性に優れたシステムですが、開発コストと発電効果が見合わないようなケースも存在します。導入を検討する前に、小水力に適した地域かどうかをよく検討しておきましょう。

2. 開発コストには地域差がある

地形やその他の環境要因、土地買収にかかる費用などの面を含め、開発コストには当然地域差があります。同じ規模のシステムでも、地域が異なれば開発コストが倍ほど違うということも決してまれではありません。

3. 法的手続きの容易な地点から開発する

たとえば河川から取水してそこから発電を行う場合、一級河川と普通河川とでは許認可など法的手続きの難しさが大きく異なります。たとえそれが農業用水路などの小規模なものでも既得水利権の種類によっては手続きに手間や時間が余計にかかることも考慮しなければなりません。したがって、開発に際しては、できるだけ法的手続きの容易な地点を選ぶ必要があると言えます。

4. 利益を生む仕組みをしっかり作る

イメージ戦略の一環として小水力を導入し、環境にやさしい街をアピールする自治体があります。なかには教育目的で小水力導入を図る地域も。しかし、当初から利益を度外視した開発はいずれ頓挫します。売電収入や電気料金削減費用により、継続して運営できる道を模索すべきです。

5. 国や関連団体の支援を受ける

小水力発電については国や各自治体から支援制度や補助金制度が受けられます。また開発に際しては「一般社団法人小水力開発支援協会」が窓口を設けているのでこれを利用するのがよいでしょう。

支援制度
経産省、環境省、農水省、各自治体による調査補助、事業化支援など
補助金制度
経産省、環境省、農水省などの建設費補助など
6. 地元での合意形成を大切にする

開発をスムーズに進めるためにも、また施設の維持管理を確かなものにするためにも、地元の理解と強力が欠かせません。開発や計画の変更などにあたっては住民説明会などを適切に行うなどして、合意形成を十分図るようにしましょう。

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