潮流発電・小水力発電・新電力事業を展開する内海発電が弊社の潮流発電関連製品をご紹介します。

ノヴァエネルギーと共同開発製品紹介

神戸市のベンチャー企業「ノヴァエネルギー」との共同開発による製品群

こちらでは、「内海発電株式会社」が神戸市のベンチャー企業である株式会社ノヴァエネルギーと共同開発を手がけた潮流発電関連製品をご紹介しています。大海を高速で移動するマグロの流線形状にヒントを得たその名も「マグロタービン」と、これを含む「新エネルギーシステム」。海洋国日本のエネルギー政策を担う未来の発電システムにご期待ください。

アクア(マグロ)水流タービンとは

内海発電とノヴァエネルギー、そして神戸大学や韓国海洋大学との産学連携による共同開発から生まれた、新世代の潮流発電デバイスが「アクア水流タービン」です。愛称である「マグロタービン」は、その名の通り、大海を高速で移動するマグロの流線形状を生かした筐体で、高度な設計技術を応用した高性能発電機。最大のタイプで全長25m、最大直径(プロペラ部含む)18mで、潮流、海流のエネルギーを無駄なく電気エネルギーに変換する能力を備えています。

しかも、このタービンの内部は空洞で水流に対して抵抗が小さいため、鯉のぼりや吹き流しのように深海でも重力や水圧にかかわらずつねに平衡を保ちます。また、タービン本体の表面はたいへん滑らかにできており、流木やロープ、網の切れ端など海中の浮遊物などとの衝突、摩擦でも破損しにくいのが特色です。さらに海藻類や大型のクラゲも絡みづらく、魚類を傷つけにくい構造にもなっており、生態系への配慮もなされています。

新エネルギーシステム

内海発電では、この「アクア水流タービン」を主要なデバイスとする新エネルギーシステムを広くご提案し、その販売を手がけています。従来の自然エネルギーや再生可能エネルギーに比べ、格段に発電効率が高く、しかも無尽蔵ともいえる潮流、海流を利用するため、資源の枯渇とも無縁。しかも化石燃料を燃やす火力発電のようなCO2排出もゼロ、原子力発電のような放射能漏れなどのリスクもゼロと、環境への負荷がきわめて少ないのが特徴です。もちろん、安定した潮流、海流を活用するため、風力や太陽光などの発電システムのように気象や天候に影響を受けることもありません。

注目したいのはその発電効率の高さ

潮流や大規模河川の流れを利用する発電の場合は75%、黒潮、親潮を活用する海流発電の場合は100%と物理エネルギーを電気エネルギーに転換する効率が高いのも潮流発電(海流発電)の大きなメリットです。同じ自然エネルギーを利用する風力発電が12%、太陽光発電でも18%であることを考えるといかに潮流発電の優秀さがわかっていただけることでしょう。政府が掲げる「温室効果ガス・マイナス25%」を実現する切り札は、やはりこの潮流発電をおいてほかにはありません。

環境に応じたさまざまな発電方式

内海発電では、用途や環境に応じたさまざまなタイプの発電システムをご用意しています。

発電方式1 アクアタイプ
品番 NT-001 nova_pic04
全長 6m
稼働部(プロペラ)直径 4m
定格電力 10kW
発電開始流速 3knot
テール部分とタービンを水中に置く発電機で構成されている製品。アンカータイプなので、船舶やブイに設置すると、錨泊中の船やブイがそのまま反転できるように組み立てられるため流れが変わっても潮に立って安定して発電ができます。
発電方式2 アクア固定式タイプ
品番 NT-002 nova_pic06
全長 25m
稼働部(プロペラ)直径 18m
定格電力 300~500kW
発電開始流速 4knot~5knot
360°回転する方向板にタービンを装着したイメージモデル。橋脚や桟橋に設置できます。
発電方式3 海流発電連結タイプ
品番 KAIRYU 2000 nova_pic05
全長 25m×4
稼働部(プロペラ)直径 18m×4 
定格電力 2,000kW
発電開始流速 3knot
500kw型を縦に長いブイ(喫水100m)に4機連結したもので出力2Mwとする。 海底に打ち込んだ杭からロープを取り海流の流れるところに係留します。 候補地は;黒潮 フィリピンルソン島東岸、台湾東岸、尖閣諸島、トカラ列島、室戸岬沖、メキシコ湾流、キューバ北岸、米国フロリダ半島東岸などです。電気はバナジューム電池に充電して輸送します。

環境省 地球温暖化対策委託事業として実験開始

神戸大学や韓国海洋大学と連携し開発が進められてきた弊社潮流発電システムは、すでに漁船を改良した微塵実験船に発電システムを載せ実験場である岩屋(兵庫県淡路市北端)の海上に設置。 錨泊した実験船に装備したマグロタービンを回転させながら実験を行ってきた。

これまでの研究履歴
2007年7月 神戸大学海事科学部の実験水槽で各種プロペラ形状を実験(シャチ、トド、ペンギン各タイプ)
2007年8月 水槽実験のデータをもとに新型プロペラ(本マグロ1号・2号)の制作を実施
2008年2月 明石海峡で本マグロ1号・2号で200W実証実験を実施
2008年8月 韓国海洋大学で3次元流体解析を開始。全長33cm、回転直径16cmのプロペラ模型をアジ、サバ、セイゴなどの魚との比較を行う
2009年10月 10kW発電機完成
2010年6月 明石岩屋沖での実証実験を実施
2015年9月 福山市内海町での実証実験実施
2015年12月 福山市内海町での実証実験実施
10kW型 福山市内海町の瀬戸内海での実用化実験

2015年実海域での実用化実験のため、海況の穏やかな瀬戸内海中部に実験場を移し福山市内海町でタグボートによるえい航実験を行ってきました。

現在、広島県南部 三原市の須波海浜公園沖での実海域実証実験(単機)を準備中で、その後、広島県と愛媛県(来島海峡)までの島々で10kw型10機、100kwの潮流発電所の建設を予定。

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